目次
さくら道国際ネイチャーラン250キロ感踏
まずは無事に250キロ完踏おめでとうございます。
速報とにらめっこすること30時間以上
(ずっとでは無いですよ・何かしてはチラっという感じ)
無事ゴールしたので、感踏までの経緯(治癒までの経緯)
グローイングペイン症候群やトレーニング内容
250キロ完踏までの競争ならぬ共走の記録を書いていきます
故障からの復活までの経緯
11月の神戸マラソンで負傷しながらも完走
医療機関での受診結果は【グローインペイン症候群】でした。
グローインペイン症候群とは
グローインペイン症候群とは
- 恥骨結合の炎症
- 内転筋の腱が障害
- 腸腰筋・大腰筋の障害
- 鼠経管の後壁欠損
- 外腹斜筋 腱膜損傷
などさまざまな症状を含む【足の付け根の痛み】が主訴の症状をいいます
治療編は以前にも書いていますね。
トレーニング内容など
初期は歩いても痛い状態でしたので、水泳トレーニングに集中して
心肺機能の向上と上半身を動かして、足の回復を待つ事になりました。
消炎鎮痛
途中でなかなか治らない焦りから「消炎鎮痛剤」も使ってみたそうですが
「飲んで数日は楽になるが、飲むのを止めると変わらない」
そして「楽なのでついつい動いてしまうが後から感じる痛みが強くなって感じる
ので、鎮痛剤を飲むと悪化させている気がする」
という話だったので、薬は使わずに治す方向にしました。
【薬の使用を否定はしていません・患者さんの方針を尊重させて頂きました】
グローインペインを3か月で治癒そして250マラソンへ
- 腸腰筋・大腰筋・鼠径部・大腿四頭筋・内転筋・ハムストリングスをとにかく弛緩させる事。
- そして鼠径部に負担のかかるランニング自体を注視して水泳トレーニングに切り替えた事
二つが功を奏して無事に治癒致しました。
鍼灸師でしたら毎日蝕知しているので、硬い所、柔らかい所わかりますよね。
とにかく触れて、緊張している点にはお灸、面、線には鍼をしていく事から
やってみてください。最良の方法は患者さんによっても変わると思います。
私はスポーツ障害をケアする時、常にヨットでいうシート、マスト、セールに例えて
力のかかり方や本人の癖を研究して解消する方法を考える様にしています。
まだまだ症例数が少ないのでこれからも研究していきます